Life Science ライフサイエンス

新製品について

コート果実酸TMシリーズ

食品ロス削減ニーズがより一層高まる環境となる中、果実酸の表面を油脂でコーティングすることで、pH調整効果・静菌効果を最大化しつつ、食品成分への好ましくない影響は最小化し、最終製品の美味しさ・美しさを向上させる「コート果実酸™」を開発しました。
耐湿性・徐放性・耐溶出性を付与した粉体製剤であるため、酸変性による不具合が発生しやすい食品に対しても、酸味料として使いやすく、多様な酸味演出が可能です。

  • ・果実酸一粒一粒をコーティングすることで、高含有の果実酸®を実現
  • ・緻密なコーティングで優れた反応制御

オキシナジーTM

「果実酸®︎」の力を活かし、従来の酸化防止剤(ビタミンC・ビタミンE等)の単独添加だけでは得られなかった、高い酸化防止効果を実現した製品「オキシナジー™」を新たに開発しました。

  • ・少量添加で高い効果を発揮
  • ・食品の風味に影響を与えにくい
  • ・水に均一分散
オキシナジーTM 1パーセント水溶液(水分散させた状態)

キプカロンTMシリーズ

食品の鮮度保持技術の中に、美味しさの要素となる「色の保持」が挙げられます。
「食品ロス削減」や「食の安全」といった課題に対して、当社キー素材「果実酸®」を厳選して配合した製品「キプカロン™シリーズ」を新たに開発しました。
※注意:消費者向けに販売される生鮮食品にはご使用いただけません

  • キプカロンTMFR
  • ・カット果物・野菜の褐変防止(酵素的褐変反応)と風味劣化を抑制
  • キプカロンTMT
  • ・ミオグロビン含有食品(主に、水産・畜肉)の変色防止と風味劣化を抑制
  • ・緑色野菜の退色を防止

ランチフレッシュ®R

コンビニやスーパーに並ぶおにぎりやお弁当、パックご飯。手軽さに加え、幅広い味を楽しめることから私たちの日常生活になじみの深いものとなっています。
近年フードロス削減や配送の課題に伴い賞味期限延長の動きが加速する一方で、よりおいしいご飯が求められています。
しかしながら、さらなる静菌を行うと酸味や酸臭が気になってしまうというジレンマが生じます。そこで当社は米飯用pH調整剤「ランチフレッシュ®R」を開発しました。有機酸を知り尽くす当社ならではの工夫と厳選した米由来成分を配合することで、静菌とおいしさの両立に貢献します。

  • ・厳選した米由来成分と有機酸の配合の工夫により、酸味・酸臭が気になりにくくかつ炊き立てのご飯のような自然でおいしい仕上がりに
  • ・pHを下げることで静菌効果を発揮
  • ・保管時の米飯の変色を抑制
  • ・スープや総菜等の素材の味を生かしたい製品のpH調整にも使用可能

フレバランサーTMGS

エシカル消費や健康意識の拡大を背景に、プラントベース原料に対する期待が高まる一方で、特有の風味により、消費者の抵抗感を払拭しきれていない面もあります。環境・健康に優しいだけでなく、美味しくて手に取りたくなるプラントベース商品開発の頼もしい味方となる、プラントベース原料由来の不快風味マスキングに特化した「フレバランサー™GS」を開発しました。
マスキング効果が高いだけでなく、製剤由来の風味はほとんどないため、商品設計の自由化を後押しし、商品開発コスト削減と市場への素早い投入に貢献します。

  • ・大豆臭を特異的にマスキングし、ナチュラルですっきりとした風味を実現
  • ・好ましい香気成分へは影響しないため、香料との併用で多様なフレーバー設計が可能
  • ・ミネラル特有の苦みにも有効であり、栄養強化成分の高配合が可能
pagetop