Sustainability

サステナビリティの実現に向けて

サステナビリティマネジメント

2021年12月、当社は企業成長や事業継続を目的としてサステナビリティ基本方針を策定し公表しました。環境、社会へのサステナビリティ(持続性)を意識したガバナンスを経営に反映させることにより、企業活動を通じて持続可能な社会の実現に取り組んでいきたいと考えています。

サステナビリティ基本方針

当社はグローバルニッチ企業のフロントランナーとして、その応用性と技術力で人々の暮らしの多様なシーンにおいて活躍し続けています。
食品をはじめとする各産業界に貢献する果実酸とその誘導体、これからの社会における半導体産業に不可欠なシリカ関係製品群を提供し、未来に向け発展的な基盤を築いています。
社是「限りなき進歩と創造」により取り組んできた絶え間なき向上心をもとに持続的社会に貢献し、これからも永続的な企業価値の向上を図ってまいります。

組織体制

サステナビリティを推進するため、2021年10月サステナビリティ委員会を社内に設置しました。気候変動を始めとした社会課題に対して、戦略的な経営を組み立てるため各事業部、事業所が取り組む事象やデータの集約、また、立案された計画を各事業部と共有、実行に取り組んでいます。
サステナビリティ委員会は取り組みの進捗等を定期的に取締役会に報告しており、取締役会がサステナビリティ取り組みの進捗を監督する体制となっています。

イニシアチブへの参画

サステナビリティ推進にあたり、気候関連財務情報タスクフォースであるTCFDに賛同しました。気候変動は当社の事業継続に影響を及ぼす重要課題の1つとして取り組み姿勢を明確にしました。更に、世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められている国連グローバルコンパクト(United Nations Global Compact)にも参加し、人権、労働、環境、腐敗防止の4分野にわたる10原則に賛同しています。グローバルなビジネスを展開する当社は自らのコミットメントのもと、その実現に向けて努力を続けていきます。
これらのイニシアチブへ参画することで、経営体制をより盤石にしていきます。

■国連グローバルコンパクト(United Nations Global Compact)への取り組み

当社は2022年5月国連グローバルコンパクトに参加しました。持続的成長にむけた経営を推進し、その企業姿勢を社会に対し積極的に開示することで、サステナビリティへの取り組みを加速させていきます。

4つの宣言 10原則 当社の取り組み状況
人権 原則1 : 人権擁護の支持と尊重
原則2 : 人権侵害への非加担
  • ●行動規範およびコーポレートガバナンス・ガイドラインに人権の尊重等への取り組みを定めています
労働 原則3 : 結社の自由と団体交渉権の承認
原則4 : 強制労働の排除
原則5 : 児童労働の実効的な廃止
原則6 : 雇用と職業の差別撤廃
  • ●行動規範およびコーポレートガバナンス・ガイドラインに人権の尊重等への取り組みを定めています
  • ●2022年度はサプライヤー全体への浸透と調査のためにアンケート調査を実施します
環境 原則7 : 環境問題の予防的アプローチ
原則8 : 環境に対する責任のイニシアチブ
原則9 : 環境にやさしい技術の開発と普及
  • ●コーポレート・ガバナンス報告書及びコーポレートガバナンス・ガイドラインにサステナビリティへの取り組み方針を記載して取り組んでいます
腐敗防止 原則10 : 強要や賄賂を含むあらゆる形態の腐敗防止の取り組み
  • ●行動規範を定め腐敗防止に取り組んでいます

<2022年度 サプライヤーCSRアンケート調査結果>
国際グローバルコンパクトに参加し、今回初めてサプライヤー上位100社に対してCSRアンケートを実施しました。今後は、調査範囲を拡大するとともに、サプライヤー各社と協力して「社会の持続可能性が高まるCSR調達の促進」を図っていきたいと考えています。

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